【免許取得編|第10話】~周回練習~見えた活路
卒検までカウントダウン。
身体は痛い。操作もまだ不安。
それでも、少しずつ「合格」が現実的になってきた日。
9/5(木):二人体制の教習。課題の洗い出しへ
この日は初めて当たる教官+もう一人の生徒さんの二人体制。
もう一人の子は次が卒検とのことで緊張していた様子。
こっちまでドキドキしてくる。ガンバレー。
まだ未体験の課題に挑戦
検定には出ないけれど、経験しておいた方がいいということで、2種の特殊課題を体験。
①変則スラローム
パイロン間隔が一定じゃないタイプ。
いつもより低速のため難しさは少ない。
意外と余裕でクリアできた。
②障害路面の通過
ガタガタの突起が出た路面を立ち乗り+半クラのみで通過するやつ。
アクセルを回したら逆に飛ぶ。抵抗せず真っ直ぐ行くように、との指示。
入る直前までは怖かったけど、体幹が役に立ったのか問題なくゴール。
ここで初めて「俺、ちょっとは成長してる?」と思えた瞬間。
その後は基本コースの総仕上げ
久々に坂道発進をすると、足ブレーキを離し忘れて焦る。
コースを間違えてクランクを大回りしそうになる。
それでも――
- スラローム → 好調
- クランク → 要修正(イン攻めすぎ)
そして不安な急制動。
今日は「何も言われない」。
その沈黙を、無理やり自信にする。
「あ、これで大丈夫なんや」
まだ痛む手首。でも気持ちは前へ
操作中に相変わらず手首に痛みが出るものの、止まってられん。
卒検はもう目の前。
ここからは技術より気持ちの勝負やと思おう。
今日の自分メモ
- スラロームは形になりつつある(入る瞬間の加速)
- クランクは「角で膨らむ」を徹底
- 急制動は音を信じる → パイロンに集中
- 気持ちが焦る → 呼吸を忘れないこと
次回予告
次はついに卒検直前の見極め!
不安しかない。けどまぁ――
「ここまで来たら、なるようんしかならん」
あと2回。
自分を信じよ。


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