【免許取得編|第8話】~急制動~身体の痛み
第二段階に入り、いよいよ急制動40km/hという大きな壁に直面することに。
スピードを出す。
止まる。たったそれだけなのに――意外なほど難しく…。
まずは外周へ。12日ぶりのMTに震える
この日は夜の10限目。外周を流して体に思い出させるところからスタート。しかし、すぐに停車場でエンスト…。
「またかよ…」
ブレーキとクラッチの同時操作、焦るとすぐ忘れるなー…。
加速カーブの練習:リーンウィズに戸惑う
教官の後ろについて、20km/h → 25km/hで減速せずにカーブを曲がる練習。頭では分かっているのに、体が硬い。膨らんでしまう。
- 視線が近い
- 身体がバイクに逆らっている
想像以上に難しい。
本丸:急制動へ挑む
まずは30km/hの低速版。これはなんとかクリア。しかし……
次の40km/hが、出せない。
何度挑んでも、メーターを見て焦ってアクセルを戻してしまい、37km/hあたりで失速…恐怖が勝ってしまう…。
そして、転倒。手首に鈍い痛み
焦りから集中が乱れ、普段なら問題のないカーブで唐突にバランスを崩す。
ガシャーン!
そしてとっさについた左手首から、ペキッと嫌な音が……。
- すぐに立ち上がって無事アピール
- 痛みをごまかしながら続行
教官も気にしてくれたけど、痛みより、できない焦りの方が勝ってる心理状態に。
本日の反省(教官メモ)
- メーターを見るな → エンジン音で速度を掴め
- 早めにアクセルを回す → 加速するタイミングを体に覚えさせる
- 急制動は最後まで我慢 → フットブレーキもクラッチも遅らせる
今日の自分の心中
ロードバイクなら下り坂で60km/hは出せるのに、
なんでバイクの短距離40km/hがこんなに怖いんや…?
恐怖の正体は知識不足か、操作の自信不足か…まぁその両方か。
どちらにせよ、乗り越えないと前に進めんなー…。
次回はいよいよ追い込み
残り教習は実質あと4コマ。卒検までに克服しないといけない課題が多いなぁ。
- 急制動
- クランクの入り
- 視線の先取り
そして……左手首の痛みも心配。
身体も、気持ちも、ギリギリ。
でもまぁ、ここまで来たから、最後まで頑張ろか。


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