【免許取得編|第12話】~最後の教習~第二段階見極め
長かった教習もついにラス前。 「ここでダメなら卒検は厳しい」――そんな緊張感の中、 自分でも驚くほど落ち着いて操作ができた一日でした。
9/12(木):最後の教習、いざ仕上げへ
夜10限目。教官1名+生徒2名の体制。 付きっきりでなくてもOK、それはつまり“卒検レベル”に近いということ。
まずはAコースの周回。踏切・坂道発進も問題なし。 ここで「流れ」を思い出す。
クランクで序盤に大失敗
2周目――
後輪でパイロンを豪快に吹っ飛ばす。
一瞬、時が止まる。
しかし教官は笑い飛ばして、すぐさまクランク集中レッスンへ。
- インを攻めすぎ → “角を膨らませて入る”
- 曲がりは肩ではなく視線と腰で
3周ほど反復すると、嘘みたいに安定して抜けられるようになった。
スラローム:形になった
入る瞬間のアクセルだけを意識。 「はいOK!」が連発される。
一番苦手だった課題が得意へ変わりつつある。
一本橋:落ち着き勝ち
深呼吸して、しっかりニーグリップして、軽くハンドルを揺らす。 ゆっくり渡り切る。
自分でも驚くほど安定していた。
急制動:核心のアドバイス
「速度は出てる。でもブレーキが早い。 最後の我慢だけできたら完璧」
その言葉を体に叩き込み、3連続トライ。
成功。成功。成功。
あの恐怖しかなかった急制動が、ついに形になった。
今日の自分メモ
- クランク → “膨らむ”を徹底
- スラローム → 加速のタイミングOK
- 一本橋 → メンタル安定=操作安定
- 急制動 → 最後の最後まで我慢!
見極めクリア。次回、ついに卒検へ

準備室で卒検の流れ説明を受け、最後の教習が終了。
ここまで来たら、もうやれることをやるだけ。
ジタバタしても始まらん。
不安が強いのは変わらない。でも楽しい気持ちもあるのは確か。
次はいよいよ――勝負の日。


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